深田久弥は開田口を「人間臭を嫌う人」が選ぶルートだと書いている。
歩く人が少ないため、倒木やガレ場で一部ルートが分かりにくいところがあるが、草刈りもしてあり特に問題ない。
蜘蛛の巣&小虫以外は・・。
寝不足で身体が重いけれど、それなりに順調に歩いた。
避難小屋跡地で休憩しようとザックを下したとき、僕は気付いた。
ヘルメットがないッ!
雨蓋で挟んでおいたメット&ハットがないっ!
さっき倒木を潜る際に、ザックをガンっ!てぶつけたなあ・・、きっとあの時落ちたんだ・・。
倒木まで戻るか?だいぶ時間をロスするな。
それに、必ずそこにあるという保証はない。
御嶽山山頂は、「ヘルメット推奨」。絶対ではない。
申し訳ないが、このまま登らせてもらい、帰りにメットは探そう。
やれやれ・・。

天気は快晴!
日差しを考慮してハットを持ってきていたのに、落としてしまった。
幸い、ヘルメットの下に被る用につばの短いランニングキャップも持ってきていたので、それを被る。

チングルマはもう終わっていた。
これから綿毛になるんだろう。

ハクサンイチゲとコケモモ。

開田口を登り切り、三ノ池避難小屋に到着!
空が青いぜ!
ザックからサングラスを出そうとしたのだが・・
車に忘れて来た・・
メットとハットを落とし、サングラスは忘れる・・
やれやれ・・。
つばの短いキャップを被っているので、日差しがすっごく眩しいです・・。
なんかミスばかりだなあ。

御嶽山最大の湖「三ノ池」。
御神水と呼ばれ、けして腐ることはない。

剣ヶ峰方向が見えた!
6年前は暴風雨だったので、姿さえ見ていなかったのだ。

懐かしい「賽の河原避難小屋。」
6年前、風雨を凌ぐため、小屋に逃れて中でカップラーメンを食べた。
僕の登山で、小屋に避難したのはこの時だけだ。
しかもそのあと、リングワンデリングで、もう一度この小屋に来たw
6年前は天候の回復を強く願ったが、
今はサングラスがないので、日差しで目が痛いと文句を言っている。
人間って、勝手だw

6年前は風雨で視界が悪く、気が付かなかったのだが、賽の河原には無数のケルンがあった。

6年前には、ちょうど建設中だった二ノ池山荘。
キレイなのが建ちましたねえ。

日本最高所にある池「二ノ池」。
コバルトブルーの湖面に戻ることはあるのでしょうか。
見てみたい。
翠に輝く二ノ池を、僕は見てみたい。
山頂は、もうすぐだ。

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