
2年ぶりのテン泊。標高2.150mの朝日小屋のテン場は僕一人。
僕はテント泊の夜、いつもすることがある。

山と高原の地図&小冊子を見ながら、コーラ&お菓子を食べるのだ。至福の時♪
朝日小屋で600円のコーラも買った。
しかし・・もう僕は以前の僕ではなかった・・。
そうだ。
もう昔とは違うのだ・・。
老 眼
ヘッデンの明かりでは、細かい字にピンと合わせるのが大変っ!
ひどく疲れるので、読むの辞めました・・。
悲しい・・w
電波が入らないので、ずっと機内モードにしていたスマホ。
機内モード解除してみたが、やはり電波は入らない。
雨もだんだん強くなってきた。
するとスマホが一瞬繋がったらしく、2通の着信の見出しだけ読めた。
一つは相方から、天気の心配をするLINE。
もう一つはヤフー天気予報の、富山県大雨のメールだった・・。
途端に僕は不安になってきた!
雨があんまり強くなるようだと、小屋への避難も考えなきゃな・・。
けどまだ大丈夫だ。寝るっ!
2時間くらいで目が覚めた。いつもの頻尿だw
フライシートがバタバタする音が聞こえる。さっきよりも風雨が強くなっている。
見てみると、ペグが1本外れていたので、トイレに行きがてら直した。
テント内はまだ浸水はないけれど、小屋に避難したほうがいいかな・・。
そうすればしっかりした屋根の下で安心できるし、なにより小屋はWifiが繋がるのだ。
小屋泊まりに変更して、相方にLINEして、天気予報を確認してゆっくり眠る・・。
ほ・・ほんとに ぼくの「命」・・は・・助けてくれるのか?

この不可止が最も好きな事のひとつは 自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ…
耳栓して、寝た。
テントの脇を「グェーグェー」と鳴きながら爆走する怪獣の音で目が覚めました。
寝ぼけながら、「今の怪獣はなんだ?」から「あ、雷鳥か!」と気が付いてテントの外を見たけれど、雷鳥はもういませんでした。
ステキなモーニングコールだ。
雨は、ほとんど止んでいた。
不安で長い夜は、終わったのだ。
耳栓のおかげで、ぐっすりだったけど・・。
テント内に浸水はない。
さすがだぜ、カミナドーム。ストックシェルターとかだったら、一晩堪えられなかったろうなあ。
豪雨の中でのテン泊。経験値が上がった気がした。
達成感を味わいつつ、濡れたテントを撤収。めっちゃメンドクサイ・・。
かなり重くなった気がするう。

いいぞ、晴れてきているっ!

朝日小屋の名物? 小屋の宿泊者をスタッフ総出で「万歳」で送り出していた。
テント泊の僕は、その儀式が終わり、誰もいなくなるのを待ってから、こっそり出発した。

晴れの日に また来たいなあ 朝日小屋。
もう陽は登ってしまったけれど、きっと朝日岳からはステキな景色が見えるに違いない!
二日目は寄らない予定だったけれど、僕はもう一度朝日岳山頂に向かうこととした・・。

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