山行

一切経山と、たくさんの反省 後篇

久しぶりの冬山登山で、福島の一切経山を訪れた僕。

前日の降雪でノートレースの為、ルート選定に時間がかかった。
スノーシューのストラップが何度も切れ、応急処置に時間がかかった。
そもそも久々登山で、ペースがあがらず、時間がかかった。

などのマイナス要因だらけで、大幅に予定時間をオーバーしつつ、一切経山の手前に到着。
当初はポイントオブノーリターン、帰還限界点を13時30分と考えていたが・・。

現在時は、13時20分だ。
まだ昼食も食べていない。
山頂でカップラーメンを食べるのを、楽しみにしていたのだ。

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もう目の前に目指す一切経山は、あるのだ。
ぬぬぬ・・。
この分岐点から、引き返すか、山頂を目指すか・・。

僕は進むことに決めた。
カップラーメンを食べることを諦めよう。行動食だけにすることで、昼食予定時間の30分を削る。

一切経山に向かいながら、僕は時間を計算する。
山頂を踏み、この分岐に戻ってくるまでに1時間以上かかるだろう。

登山口から分岐まで、5時間半かけて登って来た。
下山時は、自分のトレースを辿れば良いので、ルートファインディングのタイムロスはない。下り基調だからペースは上がるハズだ。山荘への寄り道もないから、4時間くらいか?

歩きながら、ずっと考えている。
日没は確か17時40分くらいだ。
最後はヘッデンでの歩行になるな。自分のトレースを外さないようにしなきゃ。いや、最悪、舗装路を辿って降りるか?大回りだが、確実で安全だ。
やれやれ、ひさびさ登山なのに、ハードな状況になってきたぜ。
もっと早く、引き返す決断をするべきだったんだろうな。

戻る勇気、引き返す決断かあ・・。

五色沼の畔を歩き、いよいよ一切経山への登りになってきた。この間も、何度かスノーシューを締めなおした。
またルートファインディングをしなければ。そりゃそうだよな。初めてくる山で、夏道だって知らないんだもの。
ガーミンのGPSを取りだして、ルートの確認をする。
何度も何度もルートを確認しているので、バッテリーが切れそうだ。
予備の単三電池は、持ってきてないな・・。以前なら、ザックに常備していたのに。

ヘッデンの電池を流用するか?
僕はいつもヘッデンは2台持っている。もしも一台が故障しても、歩けるようにしているのだ。
今日は日没後も歩くことになりそうだから、ヘッデンの電池を確認しておこう。
ヘッデンで歩くのは慣れている。レースでも何度も使っているし、アルプス縦走でも、一人で何度も歩いているのだ。

メインのヘッデンの明かりは暗かった・・。電池がかなり減っているっぽい。コロナのせいで、随分使ってないもんな。
サブのヘッデンは点かなかった・・
準備段階で、確認しておくべきだったのだ。前日にGPSとデジカメの電池は確認したのに、ヘッデンは確認しなかった。
後は・・スマホのライトか・・。スマホの予備バッテリーは持ってきているが・・。

僕はこの時、引き返す決断をした。
遅きに失した、ってこういう時に言うんだろうな・・。

一切経山
一切経山の手前。あと15分か20分くらいで山頂だったろう。
しかしライトが心許ないのでは、下山が危険だ。
準備不足と、判断の遅れ。

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自分のトレースを辿って、先ほどの分岐まで戻る。

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悔しいな・・この達成感のなさ・・。
この分岐から、家形山に直登すれば、コースタイムは往復20分だ。

よし、せめてこの家形山だけは登ってやる!
諦めの悪い僕・・。

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シュカブラのある急斜面を登り・・

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山頂のケルンに到着!1877m。

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家形山山頂から見る、一切経&魔女の瞳。
また、来ます。万全の体制でね。

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家形山はテーブルトップになっていた。
実際のピークを探してみたが、分かりませんでしたw
日没が迫っているのに、何やってるんだろうねえ。

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遠くに見えたのは、磐梯山かな。補給食を食べながら周囲を見渡す。
今日は時間に追われ、景色を見る余裕がなかったなあ。

さあ、安全に下山しよう。今は15時過ぎ。4時間かかったとして、最後は日没になるだろう。東斜面を歩くから、暗くなるのが早いかもな。

安定しないスノーシューを外し、アイゼンで歩いてみたが、スネの半分くらいまで埋まるので、再びスノーシューを履きなおす。最後まで、壊れないでね。

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もうGPSの電池は切れていた。自分のトレースを見て辿る。下り目線で見ると、コーステープからずれて居るのが良くわかったw
でも踏み跡を辿るほうが楽なので、そのまま歩いた。

下山はスムーズに歩くことができた。
17時40分、下山。3時間半で下山でき、ヘッデンを使うことはなかった。

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出発時の気温はマイナス5度だったが、下山時は0度で、道路の雪は溶けていた。

一切全部

出発時、「思う存分、スノーシューハイクするぞ♪」と書いたが、その願いは叶った。
約10時間、一度も座ることもなく、お昼も食べずに歩き続けた。

スノーシューを存分に満喫致しました。しばらくいいかなw

コロナで登山の間隔があいているので、慣れを排した事前の準備&確認がとても大事だと学びました。
下山を開始した時には、焦りと怖さを感じました。

今回のことを反省して、次に生かしていこう。


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