MTB

SKO47 #3 木の葉のように

カヤックが得意なトラ山さんが、スムーズに戻ってきた。
岸から見ていた感じでは、3年前よりも水量が少なくて簡単そうだ。
バトン代わりのライフジャケットを着用し、僕はカヤックに乗り込む!まずは上流のブイを周り、次に下流まで下ってブイを周って、スタート地点まで戻る行程。

漕ぎだしてすぐに異変に気付く僕・・。

おかしいな?クルクルまわって、前に進まないぞ?

3年前は、午前中の初心者カヌースクールに参加した。その時だって、回ったことはなかったのに・・。
なぜだ・・。漕ぎ方が間違っているのか?

見かねたどたこさんが、岸から僕に「もっと左~!」とアドバイスをくれる。
流れの緩い左岸に寄れ、ということなのだが、僕の艇はいうことを聞かないw
相変わらず、回るばかり・・。 
余談だが、アドバイスをくれたのがカヤックのベテランのトラ山さんではなく、どたこさんだったのには理由があったらしい。後で聞いたのだが、トラ山さんは疲れて動けなかったんだってさw

残念なことにカヤック中の写真はないのだが、もしあれば木の葉のように流れに翻弄され、薄ら笑いで為すすべなくクルクル回る僕が写っていたことだろう・・。

左岸に寄って上流へ進んだのはいいが、ブイは反対側の岸にある。川の中央を横切らねばならない。
ここが一番疲れた・・。
中央は流れが早く、どんどん下流へ押し戻される。艇のへさきを上流に向けようと頑張るが、あえなくクルクル回る・・。腹筋が攣りそうです・・。
しかも回ってる最中に横波受けると、転覆しそうになるっ!僕はカナヅチなので、めっちゃ怖かった!
ライフジャケット着てても、怖いものは怖いっ!
もう諦めてレスキュー呼ぼうかと思った・・。

岸から見ている二人は「あいつ何やってんだよ・・」と呆れられているに違いないっ!
俺たち男塾に諦めるという文字はないのだっ!

なんとかブイを周って、下りに入ってからは多少コツを掴んで、すこしは前に進むようになりました・・。
合計10回以上回って、5回くらい人の艇にぶつかりました・・w
パックラフト30キロの経験は、全く活かせなかったw

先ほどまでのMTBセクションでは、「こんな下りも乗れないのか!」と人を見下していた罰があたったんだな・・。人には得手不得手がある。MTBが苦手な人もいれば、カヤックが苦手な人もいるのだ・・。
僕は謙虚さを学びました・・。アドベンチャーレースは人間形成にも役立ちますっ!

なんとかスタート地点に戻ってきて、どたこさんにタッチ!
どたこさんもスムーズ。
トラ山さんとどたこさんは10分ちょっとしかかからなかったけれど、僕は倍以上かかっていました・・。ごめんなさい・・。

なんとかカヤックセクションを終え、次は街ロゲ!9か所を周って、鳥居を探すというもの。範囲は狭いし、そんなに難しくなさそうだ。
だがしかし、レース前に考えていた「街ロゲの時に、地元の名物のお菓子食べてコーヒー飲む。」なんてコトはあり得ないことは、今までのレース展開でわかった・・。そんなコトを言ったら、川に突き落とされるだろう・・w


SKO!


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