午後二時、小屋をスタート。4時間あれば往復できるだろう。ちょうどアーペントロートも見られるかもしれない。
シェルター・シュラフ・インフレータブルマット・ダウンジャケット・クッカー等を置いてきたので、ザックがだいぶ軽い。さっきまで肩が痛かったけれど、これなら大丈夫そうだ。

お昼前に登頂した上河内岳がキレイに見える。今あの山頂にいれば、絶景が見えたんだろうなあ・・。
山頂手前はザレの九十九折れの急登。見上げるように聳え立っている。どんどん下山の方が降りてくる。

山頂間近!一瞬の青空!

聖岳(前聖岳)3013m。最南端の3000m峰だ。やっと来ることができた・・。
もう後続は来ない。どうやらこの日最後の登頂者のようだ。

誰もいないので、うろ覚えの「岳」のポーズで撮影w
せっかくこんなとこまで来たので、奥聖岳にも行こう。前聖と奥聖、二つ合わせて聖岳だ。

奥聖岳(2982m)に三角点があるのです。往復で30分。

赤石岳も少しだけ見えた。デカイ。赤石・悪沢・塩見。どれもガスガスで登ったなあ。南ア南部とは、僕は相性が悪いらしい・・。

ザレザレの道を小屋まで戻る。

日没には間に合って小屋に戻って来た。だいぶテントが増えている。ストックシェルターも二張あった。
暗くなる前に夕食の準備を始めるがアルファ米を20分待っている間に、すっかり日が落ちてしまったw

ハンバーグ丼とオニオングラタンスープ。今回の山行では、時折「オエッ」となったが、胃をやられなかったのは嬉しかった♪
午後7時前なのに、隣のテントは就寝体制。テント場の夜は早いのねw
僕もシュラフに入って地図を見て時間を潰し、眠りに落ちた。
翌朝は3時に起床。ダウンシュラフにエスケープヴィヴィだと暑いくらいで良く眠れた。寒さを感じない幕営は初めて。かさばるインフレータブルマットの効果もありそう。
朝食を食べ、ガスガスで期待できないが一応日の出を見るために出発。
薊畑まで登り、日の出を見るも・・

これが限界でした・・。
あとはもう下山するだけ。
有名なゴンドラを見る。

川が増水しているときはこれで渡るらしい。

僕も乗ってみた。ロープを自力で引っ張るのだけれど、非力な僕ではなかなか大変。

普通に橋で渡りましたw この橋が流されると、あのゴンドラしかないw

やたらとでかいクガイソウが道端にたくさん咲いていたなあ。
あとは林道をジョグって駐車場へ。

走行距離43キロ、累積標高約3700m、消費カロリー6600kcal。日が長ければ日帰りでも行ける行程だが、今回はテントでのんびりしてみました。
山はいいですねえ。
前回の木曽御嶽山は暴風雨だったので、それに比べれば良い天気でしたが、やっぱり景色見たかったなあ。テン泊の醍醐味である、日の出日の入りをキレイに見たいっ!
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