山行

分水嶺トレイル~3 ここをビバーク地とするっ!

雁坂峠を午前0時半に出発してすぐに、チームUTKに先行してもらい単独行となった僕ら3人。
次の目標である雁坂嶺2289mには午前1時20分に到着。

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(試走時の写真です。)

コースタイム40分を7割の30分で進む予定が、50分もかかってしまった。だいぶペースが落ちてしまっている。トラ山さんもタカサンもキツそうだ。
レース前に、「疲れてあまりにもペースが落ちるようなら、休憩して体力を回復させる。」と打ち合わせしてあった僕ら。
予定では国師のタルでビバークの予定だったが、あと6時間以上かかる。無理だ。
第二案は、もっと手前の破風山避難小屋で休憩。それほど遠くないが、おそらく小屋内は混んでいるので外に寝ることになるだろうな。

トラ山さんと交代して先頭を引っ張りながら、僕は休憩場所について考えていた。
東破風山山頂に着いたのは午前2時10分。トラ山リーダーが英断を下す。

P6030041.jpg
(試走時の写真です。)

ココをビバーク地とするっ!(正確には、「もうココで寝る」と言ったw)
えっ!こんな狭い山頂で!?
もうちょっと行けば広い場所あるし、避難小屋もそんなに遠くないよ!と僕は言うが、トラ山さんは、もうザックからシュラフカバーを出して中に潜り込もうとしているっ!

いやいやいや、ここ狭くて岩がちだし、3人も寝れないよ!とさらに僕が言う。
するとタカサンが
じゃ、私ここで寝るね

えっ!タカサンも同意するの!!
ってタカサンそこトレイル上だから寝ちゃダメ!


マジすか・・確かに僕の理想の山行スタイルは、「パタリと雑魚寝ビバーク」だけど、初のビバークはココか・・。

タカサンもトラさんの近くで横になり、僕は一番山頂近くの場所でマットを広げてヴィヴィの中に潜り込んだ。
すげえなトラ山さん、さすが山に慣れてる。
しかし・・僕まだ眠くないんですよね~。しかも風向きを考えずに横になったから、ヴィヴィの中にどんどん風が吹き込んでくる!
手で押さえてないとめくれ上がりそうw

結局全然眠れず、休憩時間の40分が過ぎました。僕は短パン&ハイソックスだったので、スキンズロングタイツを履いて靴下を交換しただけの休憩・・。

トラ山さんとタカサンは眠れたとのこと。タカサンも神経太いね!w
さあ休憩もしたし(全く想定外の場所だけど)出発だっ!


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