山行

トレラン@紅葉の飯豊山・大日岳

西会津ICから狭い道を通り、弥平四郎駐車場に着いたのは日付が変わる少し前。前日も数時間しか寝てない。翌朝3時半に起きて出発。でも眠さや疲労はなかった。気力が充ちている。どうしてだろう。この日はスーパームーンだったからか?w

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今回は弥平四郎から長坂ルートを登り飯豊山山頂へ。時間があれば最高峰の大日岳にも足を延ばす予定。
コースタイムは22時間を越えるし、まだ体力が戻っていないので、無理はしない。飯豊山到着タイムで先に進むか判断するのだ。

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ヘッドライトを点けて出発。少し進むと森の中からガサガサと音がするのでビビるw
いつもはカバーを付けて音を抑えているクマ鈴ですが、ヤバいと思ってカバーを外しました。

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すぐに夜が明け、雲間から光が差す。こういう景色を見ると「神々しい」といつも思う。

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紅葉は始まったばかりのようだけど、充分キレイだ。最近は雨の山行ばかりだったので、こんな晴天の中を走れると、一人でニヤけてしまうw

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それほど急な登りもなく、なだらかなトレイル。
ダブルストックを使い初めて4~5回山に登っている。今回の山行で、やっと楽に登れる感じを掴むことができた。
奥に見えるのが、飯豊山。

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シラネニンジン。

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あの雪型が「御鏡雪」。ヨーキさんは小屋の主人から説明を受けていた。

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少しガスが出て来た。でも目指す飯豊山山頂はもう少しだ。

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「姥権現」。女人禁制だった飯豊山に登り、石に変えられてしまったという言い伝え。ちょっとコワいです・・。
終戦後まで女人禁制だったとか。

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紅葉の斜面とまだ色づいていない面が良くわかります。

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「御秘所」と呼ばれる、唯一の難所。それほど怖くありませんでした。

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飯豊山山頂到着!標高2105m。百名山です。「山容飯を豊かに盛るが如き」が名の由来とも言われているそうです。
しかしガスで眺望なし・・。

尾根を境に右が山形県、左が新潟県。尾根が県境になっているのは、山ではよくあることです。しかし飯豊山は山頂直近に飯豊山神社奥宮があることから、僕が歩いてきた登山道が元は参道で福島県に属しています。幅1メートルほどの福島県の参道が7キロ超も続いているという、ユニークな地形なのです。

自分で決めた飯豊山関門タイムをより10分早く到着。天気はガスって来ましたが、飯豊山地の最高峰、大日岳を目指します!

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遠くに見えた「御鏡雪」が真下に見えます。遠くに来たもんだ♪

雨が降って来たかと思ったら、アラレでした・・。顔にバチバチ当たって痛いけど、止まると身体が冷えるので休憩も取らずに走りました。

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御西小屋に10時36分までに到着しなかったら、大日岳は諦めようと設定していましたが、ジャストタイム!! イヤ、少し休憩してから時計を見たんです!36分には到着していましたっっ!

ということでアラレに加えて強風の吹く悪コンディションの中・・

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最高峰、大日岳到着!2128mです。

あとは来た道を戻るダケだ。大日岳まで来ることができるとは思っていなかった。気力が充実していたのが一番の要因だと思います。満月だと体調がいいのかな?

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御西小屋での休憩もヤメて進む。天候がこれ以上悪化するかもしれないからね。

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しかし戻るにつれて天候は回復。虹が見えました。虹を見るなんて、久しぶりです。

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でもさすがにガスが全部晴れるってことはない・・。

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虹の根元に宝物があるって、子供のころ聞いた気がするな。

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先日書きましたが、下山途中にクマに遭遇するも無事下山。ガシガシ走ったもんなw
もイヤだけど、もイヤですね。

なだらかで巨大な山塊の飯豊山。いろんな経験をさせてもらいましたが、充実感溢れる良い山でした。


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