北アルプス

スカイラン@槍ヶ岳 後篇 ~バンビハート~

槍の肩に到着し、イワイワ感に圧倒された僕・・。

P7260082.jpg
横にこの重機があったのですが、どうやって標高3000m以上のココまで?

槍ヶ岳山荘がすぐ近くにありますが、ここで休憩したら登る気持ちが弱くなると思い、アタック開始!
みなさん山荘にザックを置いていますが、僕はザック背負ったままゴー!

永久機関作動中の僕は、全く疲れていないのでガシガシ登れます。何人かが道を譲ってくれたのですが、譲られたくなかったw
体力は余っていますが、岩登りがコワイっ!

ハシゴ超コワいっ!甲斐駒・黒戸尾根の比じゃないっ!
登りの間は写真一枚もナシ。そんな余裕ナイっ!

登っている最中から、「これ下れるかな?」と考えてしまう僕。
しかし一歩一歩確実に登れば・・

P7260085.jpg
山頂到着っ! 来たよ槍ヶ岳3180m!
山頂狭いっ!すぐに団体が登ってきて、居場所がなくなるくらいです。老若男女登ってきます。
山頂のはじっこに立つのも、ちょっとコワい。

ガスってて眺望ナシ。最近の山行はいつもこうだ。
でも今回に限ってはガスってて良かった。
もしガスがなかったら、より高度感が出てハシゴ登りがもっと怖かっただろうから・・。

しばし山頂にいたけれど、短パンなので膝が寒い。膝が寒さでガクガクしてくる。
けしてコワイからではナイ。あくまで寒さのためだ。
P7260090.jpg
ハシゴ越しに槍ヶ岳山荘が見えます。なかなかの高度感。

さて・・登ったからには降りねばならぬ。誰も助けてはくれない、自己責任だ。
山頂からの下り用ハシゴへエントリー。
ゆっくり慎重に下ります。
寒さで膝がガクガクしてしまい、ハシゴに膝をぶつけるアクシデント。僕のかわいい膝小僧がっ!
このハシゴ、足が攣ったり大きなくしゃみしたら、落ちるよな・・。

でも下りは心配したほど怖くはありませんでした。
P7260094.jpg

山頂往復して安心した僕は、槍ヶ岳山荘でゆっくりとお昼。
テラスから山頂にアタックしている人が見えます。
P7260097.jpg 見ろ!人がゴミのようだ!
とか、口に出して言うと落っこちて死ぬことになるから、ココロの中に仕舞っておくよ
山荘でキレイなチップトイレをお借りしました。
P7260105.jpg

P7260110.jpg 殺生ヒュッテ越しの、常念山脈。また走りたいな~。
そして下山開始っ!もうコワい箇所もないし、時間も余裕だぜっ!

P7260111.jpg 
日本で一番標高の高い峠「飛騨乗越」3020m!

復路はルートを変えて、飛騨沢カールをジグザグに降りていきます。往路では写真奥の尾根に取り付いてから登ったのです。
P7260116.jpg

お花畑の飛騨沢カール♪
P7260118.jpg
槍の山頂でダメージを受けた僕の心を癒してくれます♪

千丈分岐で、往路と合流。あとは同じ道を戻るだけ。
体力も時間も余裕♪
P7260135.jpg
林道をジョグペースで流して終了。

P7260140.jpg

走行距離約29キロ、累積標高約2800m!南ア・白峰三山縦走と並び僕的トップタイだ。消費カロリー4700kcal。その割には草臥れなかったな。今回の山行はHPよりもMPを消費したな~w

山頂への往復で、僕は「生まれたての小鹿」状態でしたw 外見上は平静を装っていましたよ、ココロの中のハナシね。
ビビリのコトをチキンハート、と言いますが、僕は「バンビハート」だなw

槍ヶ岳、もう登ることはナイだろうけれどw これから槍の穂先を見るたびに「僕はあそこに登ったんだ!」と思えることが嬉しいです。


イイネ!と思ったら、押してください♪
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ
スポンサーサイト



コメント

コメントがありません。

コメントの投稿








管理者にだけ表示を許可する